(no subject) 2010/11/24__02:18

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月曜日にグラナダホームズの『サセックスの吸血鬼』を見たんですよ。
事前にかなり原作とは変わってるとゆー情報をゲットしてたんで、覚悟はしてましたが、その覚悟とゆーか想像を絶する変わりっぷりにびっくりしました。登場人物の名前が一緒なだけじゃね（笑）？ってくらい、違う。いや、そもそも、大半の登場人物が原作にいない（笑）。
以下ちょっとグラナダには珍しく毒。






なんか、正直、何故これを二時間スペシャルにした？と私はききたい。
もとの原作のこの話自体が人気だったのかなあ？
これだ！ってゆーインパクトのある悪役がいるわけでもなく、殺人（原作では未遂）の動機にドラマ性があるかというと、そうでもなく……問題提起にはなるだろうけど、エンターテイメントとして成立しにくいだろうなあ。
それをあえて二時間に脚色した理由がわからない。もっと二時間にするのに丁度いいのがあった気がする。犯人は二人をあそこまでうまく変えられるんだから、技師の親指とか、５つのオレンジの種とかをスケールでかくすることもできただろうし。郊外ロケがしたいなら、探偵の隠居をなかったことにして、ライオンのたてがみとか。
なんか、サセックスの吸血鬼はおはなしとして破綻してるというか、大きく脚色つか改変した割にはうまく改変しきれてないと思う。ミステリじゃなくてホラーになってる（笑）。

だって、探偵が全然推理してないよ？

ホラーとか、パスティーシュとしてならまあいいんだけど、聖典の映像化っていうには語弊があるよなあ。
今日、再放送してたんで、部分的にもう一度みたんですが、登場人物同士の関係がいまだによくわかりません。結局怪しいやつの先祖は本当に吸血鬼だったの？

とはいえ、もえ要素的には、出だしで、吸血鬼の真似をする探偵、とか。やっぱり女に弱い医者とか。
やっぱりもえはもえはたくさんありました……。